ごきげんの種

機嫌のいい毎日を。たび記録、モノ記録、とらわれない生き方、全部シンプルに、を目指し。

苦手分野を分析して克服しようと試みる

先日、こんなことを書きました。

free99999.hatenablog.com

それからしばらく考えているのですが。楽しめることは、屋内、屋外、ひとり、複数、と、バリエーションがあるに越したことないですよね。

例えば釣りが好きだから老後は好きなだけ釣りをして過ごしたい、と思う人がいても、実際1日8時間365日釣りをするかというと、決してそうはならないですね。多くの人にとっては恐らく途中から苦行のようになると思います。どれだけ好きでも、一般的に言えば、ずっとそればかりは何事も良くありません。バリエーションは大事です。

まだ自分が知らないだけで、世の中には面白いことがたくさんあるに違いないのですが、そういう特殊なものは後から付け加えるとして。まずは身近な、日常的に行えることから手をつけようと思います。

 

そして思いついたのが、料理

 

とてもノーマルな趣味ですね。でもこれは、日常的に行えるというか、むしろ日常的に行わざるを得ず、これを楽しめたら相当いいなぁ、と。

ここで問題があって、わたし料理がきらいなんです。出来る限りやらないで済ませたいし、夫からの「今日は夜飲んでくる」は、ツマをとても幸せにする魔法の言葉なのです。そんな人が料理を趣味に、となぜ思うのかと自分で不思議に思いますが。

ただ昔から、漠然とした憧れがあります。料理が好きだという奥様、家族のために丁寧にごはんを用意するお母さん。この字面を見ただけで、出来ればそちら側の人になりたいと思います。おまけに料理本を見るのはとても好きです。なんなのか、この矛盾。

 

苦手な理由を分析する

 

料理をできるだけしないで済ませたいのは本心。とはいえ、ごく普通の家庭において、金輪際一切しないで済ませられるはずはありません。恐らく明日もしないといけないでしょう。逃げ回るより克服する方がトクなわけです。そこで、「料理をする」というプロセスのどこがきらいなのか、細分化して分析してみようと思います。

 

わたしは、冷蔵庫のありものでパパッと何かを作れる人では決して無いので、本を見てメニューを決める手順で進めます。

 

  1. 本を見る:◯
  2. 今日の献立を決める:◯
  3. 家に足りないものをリストアップ:普
  4. 買い物に行く:△
  5. 選ぶ:△
  6. 買う:△
  7. 帰ってくる:△
  8. 冷蔵庫に入れる:普
  9. 作り始める:普
  10. 時間がかかる:△
  11. フライパンが焦げやすくて、もう!と思う:△
  12. 食器を選ぶ:普
  13. 盛り付ける:普
  14. テーブルセッティングする:普
  15. 食べる:◎
  16. 片付ける:◯
  17. いい具合に出来なかった場合、夫の顔色を伺う:△

 :の後ろは、直感的に好きじゃ無いと思うものには△を、どちらでもないものは普、好きなものには◯、とても好きなものは◎をつけてみました。

 

原因がある程度つかめた

 

17項目ある中で、特に解決すべきは、 

  • 買い出し
  • 料理に時間がかかる
  • フライパンを新調する
  • 顔色を伺わなくていいように、それなりなものを作る

ということのようです。主に買い物に行くのがめんどくさいだけ、というのはうすうす勘付いていた気もする。

解決策としては

  • 買い出し:ネットショップさんに頼む。→まとめ買いが必要なので、事前にある程度献立を決めておく必要がある。
  • 時間・味:こればかりは経験を積むしかないが、なるべく簡単な手順で済むものから慣れていく。
  • フライパン:合羽橋へゴー。

 

なんだかしょぼい結論になってしまったよ。と思うものの、苦手意識があるものも、原因を探ればなんてこと無い場合もあるってことですね。

あくまでこれは、きらい→普通、になるためのステップです。それを「趣味」「好きなこと」といえるまでできれば、いいなぁ。老後までに。(いやこれは老後にこだわる必要は全然ない)。

 

これを機に、長年憧れのコレにしようかなぁ。料理きらいなのに調理道具に憧れるのもまた矛盾。