ごきげんの種(仮)

機嫌のいい毎日を。たび記録、モノ記録、とらわれない生き方、全部シンプルに、を目指し。

強制断捨離のすすめ

はてなさんへ越してきて、実質ひとつめの記事なので、何を書こうかなぁと思い。

「とらわれない」ことを意識し始めた、世にも不幸な出来事を1500文字以内で語ろうと思います。

 

ことのはじまり

 

5年程前。ひとりぐらしをしていました。2階建てコーポの、珍しい木造住宅。我が城は1階部分でした。間取りも少し変わっていて、1DK+ロフト+半地下、というもの。1DK部分は6畳ないくらいなので、ここを居住空間に、ロフトに布団を敷き、半地下は物置にしました。本棚にできそうな奥行の浅い造り付け収納が1カ所あったので、書類はそこへ。それ以外は全て半地下へ。

うっすら不幸な気配がしてきますね。しかしながら、当時のわたしは何も察知できなかったのです。

 

そして事件

 

住み始めて半年。初夏に引越してきたので、半年経つ頃には冬もの衣類が必要に。半地下の奥へ入ってわたしは驚きました。

布団も上着も、見るも無残にカビになっていました。うっすらカビ、程度の話ではなく、物体そのものがカビにじわじわと寄生され、そして一体化させられたような。思い出すだけでも鳥肌モノの、灰色一色の世界がそこに。見たことありますか。恐らく普通の家庭では起こらないと思います。

猛烈に湿気の溜まる空間だったのです。DK部分が普通の住宅でいう1FL高さにあり、半地下はその名の通り、半分が地下に埋まっている。ということは、半地下に面した外壁は土に埋まった状態。湿気が溜まるに決まってます。木造で地下は無理があったのかなー…(遠い目)

 

そして、強制断捨離

 

灰色に化けたものは全て処分です。泣く泣く処分した、と言いたいところですが、手放すことが心底悲しいと思ったものはひとつもありませんでした。なんだ、わたしの持っていたものって、この程度か。自分にとって本当にずっと持っていたいものって、現に所有しているものより断然少ないものなんだな、と実感するに至ります。

それ以降、半地下に物を置けなくなり、DKは狭く収納家具が置けないため、強制的に少数先鋭の物たちと暮らすことしばし。

そして、再び訪れた引越の日。白物家電以外の全ての荷物が、軽自動車のトランクに乗りました。

 

あくまで価値観はそれぞれですが

 

人それぞれ、何をどれだけ所有するかは自由です。大事なのは、自分のものを持つ定量を意識すること。不要物に占拠されている場所にかかる家賃は無駄遣いだと思え、とは誰かの談ですが、真理だと思います。

この強制断捨離を経て得た、自分の物選び、所有の基準がこちら。

  • 衣類は高くなくていい
  • 思い出はバックアップを取り、物には極力残さない
  • ストックは少なく(これに関しては、関東へ来て少し考え方が変わりました)
  • 収納家具は増やさない

そして、蛇足ですが、

  • 湿気には気を付けろ

(当たり前だ)

 

妄想・強制断捨離のすすめ

 

実際家の中のものが根こそぎ灰色になってしまう家は、断捨離以前に健康上の問題がありそうなので、決しておすすめできません。ここでは、妄想・強制断捨離の手順をご紹介。

  1. マスクをする。
  2. 押し入れを眺めながら、ここにあるものがすべてカビてしまい、もう触りたくもない状態になった、とイメージする。
  3. どうしても手元に取っておきたいものは、どぶ川に手を突っ込む覚悟で救い出す。
  4. そこまでして持っておきたくはない、と思うものは、じっと見つめることなく処分する。

灰色の世界をリアルに想像できるのは、世界広しといえどわたしだけかもしれませんが、よかったら一度お試しください。ときめくものを残しておく方が、作業としてはきっと楽しいと思いますが、逆思考でも結構はかどります。今の住まいは物はカビませんが、今でも妄想断捨離、たまにしています。15文字超えた。