エアコンの移設工事をお得にするために、気を付けるべき5つのこと
いかにもまとめサイト風のタイトルにしてみた今日のこれは、個人的な備忘録です。ですが、恐らく将来また来るであろう引っ越しの際に役に立つと思い、書き記しておきます。
この度、エアコンを旧居から新居へ移設をしました。旧居での取り外しはそんなに高くないし、すぐ終わったのですが。再設置に思った以上に費用と時間がかかりまして。恐らく気の毒に思われたのか、設置してくれたお兄さんから、移設工事のコツを教えてもらいました。
エアコン移設工事にかかる費用
今回は「引越し侍 エアコンサポートセンター」に依頼しました。お兄さん曰く、こちらは基本料金はお安め、追加費用は高めなのだそう。では、エアコン設置工事における基本料金、追加料金とは?
基本料金範囲の工事とは
↑このように、エアコン室内機の右側に換気用穴がある場合で、屋外側の穴から室外機までの距離がごく短い場合は、基本工事で納まります。お宅のエアコンを見てもらうとお分かりの通り、大体のケースでは基本工事では納まりません。追加費用が発生する例いくつか。
穴が左側
エアコンの基本として、管は右側から出るものだそうです。なので、穴が左側にくると、室内機内部で管を移動させる必要があります。追加工事です。
管から穴へのカバーを付ける
これは穴の左右に関係なく、意匠用カバーを付ける場合は追加費用です。これを付けない場合は、外部の穴から室外機をつないでいる管と同じ仕様で、室内の壁を這われることとなります。距離によってカバーの費用は変わります。リビング以外の部屋だと付けない人もいるとのこと。
その他条件
- 高層階だと「エアカットバルブ」が必要:高気密住宅では、高層階(おおむね5階以上)での外気と室内の気圧差によって、エアコン使用時の排水が逆流して室内機に溜まってしまうことがあるため、このバルブが必須。虫なども室内機に逆流して吸ってしまうこともあるとか。怖。
- 室外機を穴の真下より遠い位置へ置きたい場合:距離分のホース代がかかります。
まとめ:チェックポイント5つ
- 初期費用は基本工事しか含まれない。
- 室内カバーは別途。付けなければ、見た目の安い仕上がりに。
- 設置状況を考慮し、追加費用が掛かりそうな場合は、基本工事が高くても追加が安いところを選ぶ。(上記カバーも含め、大体は追加が必要)
- できれば複数人で来てくれる工事業者さんを指定する(時間が相当かかるため)
- エアコン室内機のカバーは、現在はイナバが主流(パナソニック製は一昔前なのだそう):次回移設の際、パナ製だと流用できない可能性が高いため、なるべく避けてもらう。※今回うちはそうでした。
今回は引越自体が急のことで、下調べをする余地がなかったため、致し方無いと思って納得していますが、次回こそ!何せエアコン本体代より高くつきました…基本料金に気を取られないように。